2014ー15年度クウェート政府奨学金を受け、クウェートにてアラビア語を学んだ記録。アラビア語やクウェート生活について。
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2014年10月18日土曜日

クウェートで、大切なこと Oct.16 2014

クウェートも季節の変わり目(と言っても連日30度近くの気温だが)で、風邪を引いてしまったので部屋で大人しくしている。
軽い風邪なので、休日ゆっくりすればすぐ治るかなと思っているところ……

時間を経るたびに授業が難しくなるのにはすっかり閉口しているが、クラスメートの助けもありなんとか着いて行っている。
自分はこのクラスの中でもアラビア語能力が低い方なのだから、もっと勉強しなきゃと自分に発破をかけるも、風邪でダウンしているのがとても残念な週だった。

日本にいる時から自分の性格はわかっているつもりだったが、こちらに来て、やはり私は人間関係の点で不器用だと思った。
本当に、友達が出来るまで時間がかかった。
こちらで友達を作るのに一番大きかったのは言語の壁であるのは間違いない。
英語もアラビア語もそれほどうまくないので、なかなか話しかけられなかった。

それでも最近になって、英語もアラビア語も前よりはうまくなったので、話しかけることが出来るようになってきた。
その服いいね!だとか、たわいもないことだけれども、これを言うのと言わないのとでは、関係性に大きな違いが出てくることがよくわかった。

だからこそ、私に話しかけてきてくれた友達には心から感謝している。
私もそう出来る人でありたいし、話しかけられるように外国語の能力も身につけなければならないと思う。

会話の中で、たくさんの褒め言葉を使う。
授業でも、先生はうまく答えられた学生を様々な言葉で褒めてくださるので、自然と私も褒め言葉を身につけることができる。
それを何となく会話の中で使えるようになり、コミュニケーションがうまくいく……という理想の循環。

あともう一つ、クウェートで大事なこと。
あくまでも個人的な意見だが、女性は「結婚指輪を身に着ける」ことが大切だと思う。

クウェートで、日本人はやたらとモテる。
そもそも、アジアから外に出ると美醜の基準が日本とは違うので、日本ではモテなかった人ですらもかなりモテる可能性がある。
ついでに言うと、親日家や日本に対してポジティブな印象を抱いている人が多いので、日本人というだけでプラスになる。
クウェート人の男性はガツガツしているので、日本の「草食系男子」はかなりモテるという話もどこかで聞いた。

それがうっとうしいのであれば、最初から結婚指輪のダミーを身につけていればいい。
既婚者であれば恋愛対象にはならないので、ダミーの結婚指輪はあった方がいいと思った。

他の留学生女子と「クウェートで服買うと高いよね〜」というたわいもない会話をしていたとき、「“クウェートの彼氏”を作りなさい」なんてことを冗談めかして言われたが、実際のところクウェート人は基本的にお金持ちなので、おごってくれる人が多いことだろう。
クウェート人に貢がせている留学生女子もいるらしい、などという話も友達から聞いた。

ただ、クウェートは狭い社会で家意識が強いため、うかつに踏み込んだ関係になると「どこどこの息子が○○人と〜」という話が筒抜けになってもおかしくないと私は予想している。
そんな事態になるくらいなら、既婚者のふりをし、学校で勉強に励む方が有益な時間の使い方だ。

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